諸事情によりちと詳しくは明かせないのですが、某阪大学某礎工学研究科某林研究室より拝領した(要するにタダでもらった)のが、このPC-9801DA2です。
まずはスペックを軽く紹介すると、1991年1月発売、定価は448,000円。CPUはi386DX-20MHz。今はコプロセッサを装着してますが、これは標準では載っていません。DAは、この時期にしては珍しくCPUにZIFソケット(レバー付いてて立てて抜くアレ)を用いているので、CPUの交換が簡単に行えます。
標準メモリは1.6MB搭載で、カタログ上の最大メモリは14.6MBです。専用メモリスロットに増設するのが良いでしょう。386機なのでプロテクトメモリとして増設するのがベストです。
FDドライブは、5インチモデルと3.5インチモデルがあります。私の持っているのは5インチモデルです。なお、この時期のPC-9800シリーズに使われている「FD1155D」という5インチドライブは、経年劣化でヘッドカバーが剥がれ落ちている物が多数あります。フロッピーが入らなかったらコレなので、分解して取ってやりましょう。カバーは無くても動作に支障はありません。
さて、DAを語る上で外せないのが、メルコのハイパーメモリCPU、EUD-HP0Mです。AMD 5x86P75が搭載され、何よりこのアクセラレータ上にメモリスロットがあり、メルコの出しているノート用メモリENLシリーズを64MBまで(32MB*2)載せることができます。スゴすぎです。これさえあれば、DAでWindows95も可能です。