名前がカッコいい(?)、PC-9801RXです。「PC-9801RX78」とかが出てたら、ガンダム世代に人気大爆発だったこと間違いありません(嘘)。
内部の作りはPC-9801DAと似ていて(世に出たのはこちらの方が先ですが)、フロントカバーのデザインや外し方、5インチFDDの固定部分などは、PC-9801DAと全く同じです(寸法は僅かに違うカモ……計ってません)。使われている5インチFDDドライブも、PC-9801DAと同じ「FD1155D」なので、この時代の他の98と相互利用が可能です。
CPUは、80286/12MHzとV30/10MHzの2つを搭載しています。と言っても、前面の切り替えスイッチで切り替える物であり、デュアルって訳ではありません。この当時のソフトにはV30でしか動かない物があり、そのためにこの切り替えスイッチが付いていたのです。PC-9801DAからは、このV30モードはCPUエミュレートで行うようになり、実際にV30が積まれることは無くなりました。