日本IBMも正式に言っていますが、このThinkPad 2620-8JF 360CSEにはWindows95がインストールできます。が、標準状態では遅くて使い物にならないでしょう。そこで、私がしたことを簡単にまとめて置きます。
なお、最近はPCの価格が凄まじいほど暴落しているので、古いマシンを無理にパワーアップしてもまずコスト面的にも性能面的にも不利です。パワーアップそのものに興味を持たない方は、素直に新しいPCを買われることをお勧めします。
蓋を開くノッチをずらし、蓋を開けるのと同じ要領でキーボードが開きます。そんなに力は要りません。
キーボードの下には、FDD、バッテリー、メモリスロットがあります。これらは自由に取り外せます。
標準のメモリ8MB(内蔵4MB+DRAMカード4MB)では少なすぎますので、標準の4MBのDRAMは抜き取って16MBのを刺し、合計20MBにしておきましょう。32MBのDRAMカードはIBMは使えないと言っていますが、一応認識はするそうです(未確認ですが……)。
使える増設メモリは、「DRAMカード」と言われる物です。I/Oデータ機器、メルコ等からも出ています。相場は、2001年5月現在、新品で32MBが25000円。中古なら32MBが8000円〜13000円、16MBが5000円くらいです。
なお、同じ「DRAMカード」なら他機種用のでも動くはずなのですが、やはり相性が存在するようです。私は東芝Dynabook用と書かれたDRAMカードメモリを刺したのですが、認識してくれませんでした。
標準の340MBでもいけないことはありませんが、やはり大容量の物にしておきたいです。
こいつには540MBの壁がありますが、BIOSのアップデートで回避できるので、IBMのサイトから落としておきましょう。
HDDはパックに入っているので、換装には少し骨が折れました(細かいやり方は時間があったら写真付きでアップする予定……)。