PC-8801mkII FRのディップスイッチ設定


PC-8801には、当然の事ながらソフトウェアによるディップスイッチは存在しません。設定は、本体前面のカバー内のディップスイッチで行います。

設定の表は、キーボードの裏側にシールで貼ってありますが、なにぶん昔の物ですから、ここにディジタルデータの形でも載せておきたいと思います。

ディップスイッチ SW1
1 起動時のモード
(N88BASICモードで有効)
ON ターミナルモード
OFF BASICモード
2 起動時の1行あたりの文字数
(N88BASICモードで有効)
ON 80文字/行
OFF 40文字/行
3 起動時の1画面あたりの行数
(N88BASICモードで有効)
ON 25行/画面
OFF 20行/画面
4 Sパラメータ ON Sパラメータ有効
OFF Sパラメータ無効
5 DELコード受信時動作 ON DELコードを処理
OFF DELコードを無視
6 メモリウェイト ON メモリリードサイクルに1WAIT動作
OFF 通常
7 CMD SINGの禁止 ON CMD SING 使用不可
OFF CMD SING 使用可
8 CRTモード ON 専用ディスプレイ使用(24.8kHzタイプ)
OFF 標準ディスプレイ使用(15.7kHzタイプ)
9 拡張スロットバス信号切り替え ON PC-8801mkII SR バス1,2 コンパチブル
OFF PC-8801mkII SR バス3 コンパチブル
10 N-basic (※注) ON on
OFF off
※注:
10番のN-basicは、私のキーボードでは、元々「未使用」の印刷がある上に修正の形で印刷されています。使えないロットもあるのかもしれません。
ディップスイッチ SW2
1 パリティチェック ON パリティ有り
OFF パリティ無し
2 パリティ指定 ON 偶数パリティ
OFF 奇数パリティ
3 データビット長 ON 8ビット
OFF 7ビット
4 ストップビット長 ON 2ビット
OFF 1ビット
5 Xパラメータ ON Xパラメータ有効
OFF Xパラメータ無効
6 通信方式 ON 半二重
OFF 全二重
7 5インチFDDよりブート ON ブートする
OFF ブートしない
8 内蔵FDDインタフェースの禁止 ON 禁止
OFF 通常
注1:
SW1の9は8インチフロッピーディスクユニットを使用するときはOFFにしてください。
注2:
SW2の7はモデル10ではOFF、モデル20,30ではONにします。SW2の7がONの場合、SW2の8は必ずOFFであることを確認してください。

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