インストールが終わったら、再起動されブートローダが立ち上がり、
F1 Windows F2 FreeBSD Default: F1
とか出てます。F2を押して、FreeBSDを起動して下さい。
とりあえず、ログインしてすぐにログアウトしてみましょう。インストール時に追加した自分のアカウント(rootではありません)の方でログインします。そして、exitコマンドですぐログアウトしてみましょう。
login:baradagi password:(見えない) たくさんメッセージが出ます) $ exit
できましたでしょうか?
さて、最初に終了の仕方を書いておきます。終了は、shutdownコマンドもしくはrebootコマンドもしくはhaltコマンドを用います。今の段階では、これらのコマンドはrootしか使えません。
# shutdown -r now もしくは # reboot
これは、どちらも再起動を表します。
# shutdown -h now もしくは # halt
これは、電源を切る準備をして、system haltedが出たら電源を切れます。
さて、FreeBSDをインストールしたら、まずは普段使うユーザがsuコマンドでrootになれるように設定しておきます。rootでログインして、ee等で/etc/groupを開き(# ee /etc/group と打つ、eeは初めて触ってもなんとかなるエディタで、画面上部にコマンド解説が出てます)、
wheel:*:0:root
となっているところに、普段自分が使うユーザ名をカンマで区切って追加します。私の場合、ユーザ名がbaradagiなので、
wheel:*:0:root,baradagi
となります。これでsuコマンドを使ってbaradagiはrootになれます。ついでに、operatorグループにも追加しておきましょう。グループoperatorに属するユーザは、shutdownコマンドが使えます。
こうして/etc/groupファイルを更新したら、一度ログアウトして(exitコマンド)、自分のユーザ名でログインして、
$ su
でrootになれることを確認して下さい。
今後の作業は、全て一般ユーザでログインして、必要なときにsuでrootになる、として下さい。rootでログインする必要は通常ありません。
Let's note CF-B5ERは(というか現行のパソコンほぼ全ては)ゴミみたいな位置にCTRLキーがあるため、これをCAPSと入れ替えておきます。
rootになって /etc/rc.conf ファイルをee等のエディタで開き、
keymap="jp.106"
の"jp.106"を"jp.106x"と変更します。これで、CTRLとCAPSがスワップされます。
なお、このキーマップはコンソールのみで、X Windows System(後述します)上では関係ありません(X上では別のファイルを用意します)。