SPARC LTシリーズは、東芝が販売していた、ラップトップ型のポータブルワークステーションです。いくつか種類がありますが、これは初期のAS1000/E10。ディスプレイは一見液晶に見えますが、ELディスプレイというオレンジ色の派手な物です。
SPARCを搭載してはいますが、通常のSolarisやSun OSはインストール出来ません。東芝版のSolarisを用意する必要がありますが、これは非常に希少なので、OSを持っていない限り本体を手に入れるのは見送った方が良いでしょう。
背面には、SP/MIC, SERIAL A/B, SCSI, ETHERNET(10BASE-5), D/P SW, RESET SW。ディップスイッチの設定はどこにも資料が見つからず、結局よく分かりませんでした。また背面右側には内蔵モデムを収めるスペースがあり、モデムを内蔵できます。
昔のバイト先の上司の人から譲ってもらったのですが、結局OSが手に入らずに手放してしまいました。Linuxを動かそうとしているとかいう話をどこかのMLで読んだような?
SPARC LTシリーズはネット上でも情報が少なく、素人にはお勧めできない機体です。私も素人なので電源を入れることしか出来ませんでした(ぉ。