私のサークルのM先輩がMacintoshを手放してPC/AT互換機の門下に下り、私がその余ったMacを2万円で下取りしたもの。
念願の林檎機械が、ついに我が家にやってきたのである。やってきた途端、フタを開けて中身を確認。Macのマザーを見るのすら初めてだったので、興奮。ネジを一切使わずに開けることの出来るそのギミックに、驚き。そして、あのぱかりと開く上部プラスチックのボックスに、驚嘆。7000番台のMacを開けるのはコツが要ります。
本体前面下部に付いている小さな2つのボタンを押しながら手前に引くと、上面ケースが丸ごと外れます。その後、写真のように上半分を左右に開くことが出来ます。気を付けないといけいのが、写真の赤い矢印で示した突っかい棒。閉める時にこれが引っかかって折れるという事件が、世界中で多発しました。
焦げ茶色のスロットがメモリスロットで、その間にある白いスロットがキャッシュ用のスロットです。奥(写真上の方)にある白い4つのスロットはVRAM用のメモリ増設スロットです。
写真左に刺さっているのがCPUカードです。CPU部分はまとめて一つのカードになっているので、G3やG4カードに差し替えることでG3/G4マシンとすることも可能です。
またこいつは、標準でビデオキャプチャーができます。コンポジットビデオ入力と、オーディオ入力、LINE-IN、S端子の入力まで付いています。スゴすぎるぞMac7600。
標準の搭載メモリの16MBでは少なすぎるため、最低で64MBは必要です(タダでさえMacはメモリ食うから)。この頃のMacは168ピンDIMMを使っていますが、最近のAT機で使っているSDRAMは使えません(形状は同じですが、電気的性質が違います)。「Mac用 5V DIMM」を買って下さい。高いけど。いや、ホントにハンパ無く高いです。見て驚いてください。(2004年加筆……今は結構安くなりました)。
OSが無くても、今はAppleが漢字Talk7.5.3と7.5.5へのアップデートをWebページで無償で配っています。