私のお世話になっている、色々な方面でアレ的に有名な熱気パラサ氏の実家で業務に使われていたというマシン。私の所有していた17インチディスプレイ、SONY Multiscan17sfIIとの物々交換という形で譲っていただいた。感謝である。
こいつは氏も仰っていたとおり、最強に強まっていた。まず、メモリは+32MBしてあり、VGAに某龍ボードを刺してWindows3.1がさくさくと動く。また、SCSIカードもI-O DATA製SC-98IIIPが搭載。高速シリアルポートもセカンドバスに刺してあり、インターネットもバリバリ。
PC-9821系列では、基本的に「GRPH+1」を押しながら起動(電源ONかリセット)で水平24kHz、「GPRH+2」で水平31kHzを出せるのだが、一部のCanbeではこの技が効かない。残念ながらこのCe2もそうで、24kHzを出せなかった(ロットによっては出来るものもあるらしい。また、Canbeでは31kHzは「GRPH+4」のこともあるよう)。
ちなみにこの機種は、NECが正式に「98MULTi」と呼んでいた機種なので、私も、堂々とこいつのことは「マルチ」と呼んで構わないことになっている。マルチ萌え〜(ぷ。
ケース前面のフタは、左右のツメを押し込んで外すことが出来ます。右にメモリ増設用の親亀ボード(メルコESM-0M)を刺し、そこに72ピンSIMMを2枚増設出来ます。