ページ作成日:2012/03/17

うさぎ次元の盗難事件

動作環境

MS-DOS PC-9801VM以降および互換機

概要

市川泉(Zumi)氏による、2匹の「ウィル」を操ってゴールへと導く、アクションパズルゲーム。全50面。

操作方法

maze.exeでゲーム本体起動。マップエディタのmed.exeも付属しています。

移動カーソルキー、テンキー、IJKL
操作キャラクター交換Z、スペースキー
最初からやりなおしR
ゲーム中断Q

ゲーム内容

黄色の丸い2匹の「ウィル」を、敵キャラ「ドム」から避けさせてゴールの穴へと連れて行くゲームです。2匹のウィルは、同時に動かすことができません。スペースキーでどちらを動かすか、切り替えながら操作します。ドムは現在アクティブなウィルを狙って移動してくるため、切り替えるタイミングが重要です。

途中にカギのかかった扉があり、これは鍵アイテムを拾って開けることができます。また倉庫番でいう荷物にあたる「青石」が設置されており、これを押してパズルを解いていきます。青石は、倉庫番と違っていくつ重なっても押すことができます(重要)。

とりあえず最初の関門は、この3面。青石の押し方、ドムの誘導のやり方、基本的な操作が学べます。飽きっぽい人はこの3面で投げ出しちゃったもんだ……。各面には一言コメントが付いており(この3面は「ドムを閉じこめてから」)、これが結構重要なヒントになります。

README.DOCにも書いてありますが、ESCキーの「マグネット」などいくつか裏技があります。まずはゲームをプレイしてみて慣れるのも大事なのですが、ドキュメントの熟読も必要なゲームです。

感想

このゲームは当時、結構ハマりましたねえ。アクションパズルと言われた通り、ドムから逃げる・ドムを誘導するアクション性と、青石をいかに押して脱出するかというパズル性のバランスがとても良いゲームでした。それと、当時まだ若くとてもウブだった私は、このバニー姿の女の子のイラストに結構ドキドキしたもんです(笑)。思い出すなあ。

今回の記事を書くにあたり10年ぶりくらいに起動してみましたが、1時間ほどすっかりハマってプレイし続けてしまいました。やっぱり名作だわあ。携帯アプリやFlashなど、何かの形で復活されませんかね。

ちなみにこのソフトは、README.DOCに「作者は、このソフトに関する財産権を放棄しております」と書かれている通り、PDS(パブリックドメインソフト)として配られました。また学研からファミコン版を発売する計画もあったそうですが、こちらは残念ながら途中で開発中止となったそうです。

ダウンロード

(新装版)うさぎ次元の盗難事件 Ver 3.3 (付属ドキュメントに転載可と記述あり)

ファイル情報

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【名  称】 (新装版)うさぎ次元の盗難事件  Ver 3.3
【登 録 名】 USAGI133.LZH  ( 97,610 bytes )
【制作者名】 市川 泉(Zumi)
【掲載者名】 市川 泉(Zumi) (NAA01636)
【動作環境】 PC-9801シリーズ(VM以降)及びその互換機
【掲載月日】 1993/02/11
【作成方法】 LHA X USAGI133
【検索キー】 USAGI133.LZH  %NAA01636  $PC9801  #GAME
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  『(新装版)うさぎ次元の盗難事件』はアクションパズルゲームです。
  新ルールが追加されました。README.DOC を読んでから遊んでください。
 
  今回の版から、ゲーム面を自由に設計することができるようになりました。
 
■ Ver 3.2 との主な違い
  ・バグフィックス関係
    ・ chk.exe が kiroku.dat を正しく読まないバグ修正。
    ・ 一度クリアーしてしまうとタイム成績が更新されなくなるバグ修正。
    ・ キーを押しっぱなしにするとウィルのゴーストが出るバグ修正。
    ・ readme2.doc で紹介しているオプションが誤動作するバグ修正。
      (注) chk.exe と readme2.doc は隠しファイルで、ゲームクリアー後出現。
  ・改良
    ・ ゲーム面エディターを作った。
    ・ 一部の(簡単すぎる)面を改造。
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紹介ゲーム一覧

▲ フリーソフトゲーム懐古館