CRACKER

概要

You(木村陽一)氏作成の、暗号解読パズルゲームです。

操作方法

マウス必須です。MS-DOS付属のMOUSE.SYSをCONFIG.SYSで組み込んでください。

DEVICE=A:\DOS\MOUSE.SYS

マウスのクリックで玉を置きます。[ESC]キーでゲームを終了です。

ゲーム内容

4カ所の穴に正しい色の玉を置くことがこのゲームの目的です。この玉の置き方を暗号とみなして、クラックするから"CRAKCER"というわけです。元はAMIGAのゲームとのことですが、私はオリジナル版は知りません。

4つの玉を置くと、その結果が上下に表示されます。ここで、「赤い玉……正しい色が正しい位置に置かれている」「白い玉……正しい色が違う位置に置かれている」「×印……違う色が置かれている」となります。つまり、4つとも赤い玉が出ればそれが暗号解読、というわけですね。縦4マスの箱が横に10個並んでいることから分かる通り、チャンス10回までで正しい色を正しい穴に置かねばなりません。

作戦は色々あるのですが、とりあえず一例を紹介します。下記の例では、まず1回目は適当に置きました。すると白丸が2個出たので、2つは正しい色を選んだことが分かります。続いて2回目で真ん中の黄色と紫を入れ替えてみたところ、赤丸1白丸1バツ2に変わりました。ということは、真ん中の黄色もしくは紫が正しい位置にあることになります。

続いて3回目で真ん中を2つとも黄色にしてみましたが、赤丸1白丸1バツ2に変わりがありません。ということは、上から2つめの黄色はこれで正しいことが確定です。次の4回目、思い切って残りの3つをまた適当に置いてみたところ、ラッキー! バツが出ませんでした。あとはこの色の位置だけいじることになりました。

ここで、赤に注目します。赤は最初は1番下に置きましたが、その時に赤丸が出ていなかったので、ここではありません。また4回目で下から2番目に置いていますが、これがクリアでないということはここでもありません(残りが緑2つなので、その2つを入れ替えても同じ形になるので)。ですから赤は一番上しかなくなり、残りの緑2つも自動的に決まって5回目でクリアしました。

ルールは実に単純なゲームですが、じっくりと推理する楽しさがあり、頭の体操になります。現在でも十分楽しめるゲームですね。

ダウンロード

ファイル情報

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【ソフト名】  CRACKER
【登 録 名】  CRACKER.LZH                        57,914 Bytes
【著作権者】  You(木村陽一)(NBD02770)
【動作環境】  PC9801シリーズ
【登 録 日】  1991/08/25
【解凍方法】  LHA E CRACKER
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