(私の中で)ウワサのA-Mate。
Ap3は人気だった初代A-MateであるApなどのシリーズの、後期A-Mateです。486機ですが、Pentiumが載ったPC-9821Xnなんぞよりは圧倒的にイケています(私的に)。これより早いA-Mateは、A-Mate最終機の「PC-9821An」だけです。
まず、Cバスが4本あり、うち下の2本は32bitローカルバス対応です。もっとも、この32bitローカルバス対応の製品は、今や皆無(2001年1月現在)なので、あまり意味は無いかも。
メモリスロットは4つあり、FP SIMM(パリ有り)を刺します。Pentium機ではないので、2枚単位で増設する必要はありません。ただし、パリティは必ず要求される(パリ無しを刺すとエラーが出る)ので、ちょっと注意が必要です。
本体裏側から見て左側に、縦長のフタがあります。ここには専用SCSIインターフェースボード、「PC-9821A-E10」を刺せます。でも、遅いので刺さない方がいいです。
CPU横には、焦げ茶色の小さなスロットが二つ並んでいます。ここにはセカンドキャッシュを刺します。標準では128KBのが一本刺さっており、もう一枚はオプションという形になっています。0KBから128KBはかなり早くなるようですが、128KBから256KBはそれほどでもないので、既に128KBあるなら無理する必要はないかもしれません。
サウンドは86互換音源をオンボードで積んでいるので、DOSゲームには最適です。Windowsでも結構満足に鳴ります。
また、こいつは、フタを開けなくても内蔵HDDの交換が出来ます。フロントパネル左右の窪みを押さえてフロントパネルを外し、向かって右側にあるのが内蔵HDDです。ノートと同じようにHDDがカゴに入っており、このカゴごと取り出せるので、フタを開ける必要がありません。ナカナカいけ、あ、テイル、品です(ダップセ語)。